ー C.S.Project ー

C.S.Projectとは

C.S.Project とは

Silvia JAF、FIAのレギュレーションに則った様々な公式競技はもちろんのこと、ドリフト、一般走行会、一般ドライブ等での純粋に楽しむための車両製作・アドバイスまで、とことん楽しく走るためのサポートを行っていきます。

C.S.Projectでは、

 『座』…オーナーといろんなお話を通して方向性を導き出していきます。

 『律』…自然界はバランスが大事です。

     その中にいる我々もまた、バランスが大事です。

 『判』…様々な判断材料が上記の中に含まれます。

     それをオーナーと共に判断していきます。

 そして、『行動・結果』と繋げていきます。ここでの『行動・結果』に対して、再び『座』に戻り『律』『判』と進め、更なる改善点・総体バランスなどの向上を目指すのです。

座
ドライビングを楽しむ車両は、ただ単にパーツを装着すれば良いという話ではありません。また、ただ運転するだけで良いという話でもありません。クルマをどんなステージで走らせるか、誰とどんな状況で楽しむのかが必要なことになります。それは、ドライバーのスキルレベルやスタイルに対してベストな状態を作り出すこと。パーツ選びや、セッティング、ドライビングなど等、それこそ無限の組み合わせで存在します。
そのために必要なことはクルマの外側にあります。クルマを運転するのは人です。「今日、調子が良いとか!悪いとか!」気分的に感じると思います。その時々によりバランスが変わっていきます。つまり、ドライビングも車輌Settingも人間のメンタルにより大きく変化してしまいます。この部分がもっとも重要な要素となります。

ドライバーとクルマとの会話。 ドライバーがクルマに求めるもの。 クルマがドライバーに求めるもの。

自分の運転スタイルとその理想像、時として苦手なポイントや失敗談まで徹底的に膝をつき合わせて話をしていくこと。ドライバーにとって最高のクルマを作るためには、こうした時間が非常に大切なのです。C.S.Projectを訪れた人々は実際に作業している現場よりもむしろ、事務所でお茶を片手に話に花が咲いている姿を見ることでしょう。それがC.S.Projectのスタイルなのです。
律
自然・クルマ・人には理想のバランスというそれぞれの法則があります。
モータースポーツドライビングという一点を考えると市販量産車輌では乗り心地や使い勝手・万人向け。はたまた衝突安全性といった設計要件のため必ずしも、いや、ほとんどの場合がベストなバランスではありません。これをスポーツ車輌へとバランスを取るには、沢山の時間・膨大なデータ・資金等々必要になってきます。

また、人のメンタルによるドライビング・車輌Settingなどもバランスと言う法則があります。
クルマのバランス・人の様々なバランスを根本的に変更することは出来ませんが、クルマの特性を「判断」しバランスを整え、人がそのバランスを維持・進化・修正等を行うことで運転手にとって走りやすく、楽しい車・楽しいドライビングを製作することは可能です。

「バランス」-C.S.Projectが常に意識している言葉です。
判
スポーツドライビング・一般ドライビングに最も重要なもの、それは道具でも技術でもありません。自分の周りの事象を正しく捉え、判断するという人間の力です。 その判断に対して車両がどの様に動くのか?動かないのか?車輌からの情報をどの様にドライバーへ伝えるべきか?パーツの開発、チョイス、セッティング、そしてドライビング・メンタルに至るまでC.S.Projectとドライバーが共同作業でこの能力を高めていくという理想をC.S.Projectは常に見つめています。

 

代表取締役 松本 琢史 (Takuji Matsumoto)

C.S.Project代表 松本琢史
現役 全日本ラリー選手権ドライバー、車両製作責任者。
全日本ラリー選手権 2輪駆動部門にて複数回のシリーズ2位を記録する日本屈指のドライバーのひとり。特に1999~2002年の3年間は後輪駆動のS15シルビアで全日本にエントリー。全日本トップドライバーであると同時にFR遣いの異名を持つ。

現在ではラリー界 唯一のLOTUSで全日本ラリーに出場しています。
特筆すべきはエントリーしてきた車両はすべて自身で製作したもので、WRCトップコンテンダーにおいて車両製作に携わった経験をさらに進化させた独自のノウハウを持ち足回りSetting、ボディ、ロールケージについては他に類を見ない製作手法を見せる。特質すべきは足回りのSetting。数々のメーカーTESTドライバーを勤め膨大なベースデータから導き出されるノウハウと実験場である全日本ラリー等などから得られるデータを合わせ日々進化させている。

また、競技フィールドで育つ松本は、「どんなクルマでも楽しくなる」とドライビングの奥深さを広く人に伝えるという仕事にも関わっている。ph_02[1]600x450